【2026年版】請求書作成アプリおすすめ10選|スマホ対応・無料・有料を徹底比較

請求書作成アプリを使えば、パソコンを開かなくてもスマホから請求書を作成・送付・管理できます。フリーランスや個人事業主はもちろん、建設業、訪問サービス、小売店、飲食店、中小企業の経理担当者にとっても、請求業務を効率化できる便利なツールです。

一方で、請求書作成アプリには多くの種類があり、「無料でどこまで使えるのか」「スマホだけで完結できるのか」「インボイス制度や電子帳簿保存法に対応しているのか」など、比較すべきポイントが多くあります。

2026年時点では、単に請求書を作れるだけでなく、スマホ対応・インボイス対応・電子帳簿保存法対応・会計ソフト連携まで含めて選ぶことが重要です。

この記事では、2026年版としておすすめの請求書作成アプリ・クラウド請求書サービスを10個紹介します。無料で使えるサービスから、法人向けの本格的なサービスまで比較するので、自社に合ったツール選びの参考にしてください。

目次

請求書作成アプリを選ぶ前に知っておきたいポイント

請求書作成アプリを選ぶときは、人気や知名度だけで選ばないことが大切です。事業規模や請求書の発行件数、会計ソフトとの連携の有無によって、向いているアプリは変わります。

たとえば、月に数枚だけ請求書を発行する副業・フリーランスであれば、無料プランでも十分な場合があります。一方、毎月数十件以上の請求書を発行する法人では、発行枚数だけでなく、承認フロー、入金管理、電子帳簿保存法対応、複数ユーザー利用なども必要になります。

スマホ対応アプリとPC向けツールの違い

請求書作成ツールには、スマホアプリが用意されているもの、スマホブラウザで使えるもの、基本的にはPC利用を想定しているものがあります。

スマホで請求書を作成したい場合は、以下の点を確認しましょう。

  • iPhone・Androidの専用アプリがあるか
  • スマホブラウザでも画面が見やすいか
  • スマホからPDF出力やメール送付ができるか
  • 取引先や品目をスマホで登録しやすいか
  • 入金状況や未入金の確認がスマホでできるか

特に、外出先や現場で請求書を発行したい方にとっては、スマホでストレスなく操作できるかどうかが最重要ポイントです。PCでは便利でも、スマホ画面では入力しづらいサービスもあるため、必ず無料プランや無料トライアルで操作感を確認しましょう。

無料プランと有料プランの違い

多くの請求書作成アプリには、無料プランまたは無料トライアルがあります。ただし、無料プランで使える範囲はサービスごとに大きく異なります。

比較項目無料プランで多い内容有料プランで増える内容
請求書の発行枚数月数枚〜無制限までサービスにより差がある発行枚数が増える、または無制限になる
テンプレート基本的なテンプレートのみデザインや項目のカスタマイズがしやすい
会計ソフト連携制限がある場合が多い自動仕訳・会計連携が使いやすくなる
複数人利用1人利用が中心チーム利用・権限管理・承認フローに対応
入金管理手動管理が中心入金消込やリマインド機能が使える
サポートFAQ・メール中心チャット・電話・導入支援が使える場合がある

月に数枚の請求書なら無料プランで十分なこともありますが、発行件数が増えたり、経理業務全体を効率化したくなったりしたら、有料プランの検討が必要です。

個人事業主・法人で選び方は変わる

請求書作成アプリは、個人事業主向けのシンプルなものから、法人向けの本格的な請求管理システムまで幅広く存在します。

個人事業主やフリーランスの場合は、低コストで始められること、スマホで簡単に使えること、確定申告や会計ソフトと連携できることが重要です。一方、法人の場合は、複数人での利用、承認フロー、取引先ごとの送付方法、電子帳簿保存法対応、監査ログなども確認する必要があります。

利用者重視すべきポイント
副業・フリーランス無料利用、スマホ操作、インボイス対応、PDF送付
個人事業主請求書・見積書・納品書の管理、確定申告との連携
小規模法人複数人利用、会計ソフト連携、入金管理
中小企業承認フロー、電子帳簿保存法対応、支払管理、消込
大量発行企業一括発行、Web配信、郵送代行、基幹システム連携

請求書作成アプリの選び方|5つのチェックポイント

ここからは、請求書作成アプリを比較するときに必ず見ておきたい5つのポイントを解説します。

1. スマホで操作しやすいか

スマホで請求書を作成するなら、画面の見やすさと操作のしやすさは非常に重要です。ボタンが小さすぎる、入力欄が多すぎる、PDFプレビューが見づらいと、せっかく導入しても使わなくなってしまいます。

無料プランやトライアルを使って、以下を確認しましょう。

  • 最初の請求書を何分で作れるか
  • 取引先や品目の登録が簡単か
  • 過去の請求書を複製できるか
  • PDFのプレビューが見やすいか
  • スマホからメール送付・共有ができるか

スマホ利用が前提なら、機能の多さよりも「迷わず使えること」を優先するのがおすすめです。

2. インボイス制度に対応しているか

適格請求書発行事業者として請求書を発行する場合は、インボイス制度に対応した請求書を作成できるか確認する必要があります。

主に確認すべき項目は以下です。

  • 適格請求書発行事業者の登録番号を記載できるか
  • 税率ごとの消費税額を表示できるか
  • 10%・8%など税率を分けて管理できるか
  • 請求書テンプレートがインボイス対応になっているか
  • 発行済み請求書の控えを保存できるか

主要な請求書作成アプリはインボイス制度に対応しているものが多いですが、無料プランやテンプレートのカスタマイズ内容によっては、必要項目が不足する可能性があります。導入前に公式サイトの対応状況を確認しましょう。

3. 電子帳簿保存法に対応しているか

電子メールやクラウドサービスでやり取りした請求書は、電子取引データとして適切に保存する必要があります。そのため、電子帳簿保存法への対応状況も重要です。

請求書作成アプリを選ぶ際は、以下の点を確認しましょう。

  • 発行した請求書の控えが自動保存されるか
  • 日付・金額・取引先で検索できるか
  • 訂正・削除履歴が残るか
  • PDFやCSVでデータを出力できるか
  • 受け取った請求書も保存できるか

請求書を電子でやり取りするなら、作成機能だけでなく「保存・検索・履歴管理」まで確認することが大切です。

4. 会計ソフトや銀行口座と連携できるか

請求書作成アプリを会計ソフトや銀行口座と連携できると、経理作業をさらに効率化できます。請求書を作成したあと、売上計上や入金確認を手入力していると、どうしても作業時間が増えてしまいます。

連携できると便利なサービスは以下です。

  • freee会計
  • マネーフォワード クラウド会計
  • 弥生会計
  • 銀行口座
  • クレジットカード
  • 決済サービス
  • 販売管理システム

特に毎月の請求件数が多い場合は、請求書作成から入金確認、仕訳作成まで自動化できるかを確認するとよいでしょう。

5. 料金と発行件数が自社に合っているか

料金プランを比較するときは、月額料金だけでなく、請求書の発行枚数、ユーザー数、郵送代行、入金消込、会計連携なども含めて判断しましょう。

たとえば、月額料金が安くても、発行枚数が少なかったり、必要な機能が有料オプションだったりすると、結果的に割高になる場合があります。

まずは自社の月間発行件数を把握し、以下のように選ぶのがおすすめです。

月間発行件数おすすめの選び方
1〜5件程度無料プランまたは無料サービスから試す
6〜20件程度低価格の有料プランを検討する
20〜100件程度会計連携・入金管理つきのサービスを検討する
100件以上法人向けの請求管理システムを検討する

【2026年版】おすすめ請求書作成アプリ10選の比較表

ここでは、2026年時点で比較対象にしたい請求書作成アプリ・クラウド請求書サービスを一覧で整理します。料金や無料枠は変更される可能性があるため、導入前には必ず各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。

サービス名無料利用スマホ対応インボイス対応電子帳簿保存法対応主な対象特徴
Misoca無料プランありiPhone・Androidアプリ対応フリーランス・個人事業主シンプルで初心者に使いやすい
freee請求書無料利用可スマホアプリ対応個人事業主・小規模法人freee会計との連携に強い
マネーフォワード クラウド請求書無料トライアルありスマホ対応個人事業主・中小企業経理業務全体を一元管理しやすい
Zoho Invoice完全無料iOS・Androidアプリ対応要確認要確認海外取引がある事業者多通貨・多言語に強い
Square 請求書無料利用可スマホアプリ対応要確認要確認店舗・個人事業主請求書とオンライン決済を組み合わせやすい
請求QUICK月額0円からスマホブラウザ対応小規模事業者・中小企業請求書発行から入金消込・仕訳まで対応
board無料トライアルありスマホブラウザ対応制作会社・開発会社・コンサル案件管理と請求管理を一元化できる
MakeLeaps無料トライアルありスマホブラウザ対応中小企業・法人見積・請求・郵送代行・入金管理に対応
楽楽明細無料プランなしスマホブラウザ対応法人・大量発行企業請求書や明細書のWeb発行に強い
BtoBプラットフォーム請求書無料会員ありスマホブラウザ対応中堅企業・大企業請求書の発行・受取・保管を電子化しやすい

個人事業主ならMisoca・freee請求書・Zoho Invoice、小規模法人ならマネーフォワード・請求QUICK・board、請求書の大量発行がある法人なら楽楽明細・BtoBプラットフォーム請求書が候補になります。

無料で使えるスマホ対応の請求書作成アプリ

まずは、無料で使い始めやすい請求書作成アプリを紹介します。副業や開業直後、月間の発行枚数が少ない方は、ここから試すのがおすすめです。

Misoca|シンプルで初心者に使いやすい

Misocaは、弥生株式会社が提供するクラウド見積・納品・請求書作成サービスです。請求書作成に慣れていない方でも使いやすく、フリーランスや個人事業主に人気があります。

見積書、納品書、請求書を作成でき、作成した書類をPDFで出力したり、メールで送付したりできます。スマホアプリにも対応しているため、外出先や移動中でも請求業務を進めやすい点が魅力です。

「とにかく簡単に請求書を作りたい」「初めて請求書アプリを使う」という方には、Misocaが候補になります。

  • 向いている人:フリーランス、個人事業主、副業、開業直後の方
  • 強み:シンプルな操作性、スマホアプリ対応、弥生シリーズとの相性
  • 注意点:発行枚数や機能制限はプランごとに確認が必要

freee請求書|無料で始めやすく会計連携にも強い

freee請求書は、請求書・見積書・納品書などを作成できるクラウド請求書サービスです。freee会計との連携に強く、請求書作成から会計処理まで効率化したい方に向いています。

2026年にはスマートフォンアプリの提供も開始され、スマホから請求書の作成・送付・管理がしやすくなっています。freee会計を利用している場合、請求書データを会計処理につなげやすい点も大きなメリットです。

freee会計を使っている方、または将来的に確定申告や会計処理まで一元化したい方に向いています。

  • 向いている人:個人事業主、フリーランス、小規模法人
  • 強み:freee会計との連携、スマホ対応、インボイス・電子帳簿保存法対応
  • 注意点:高度な機能や会計連携の範囲は利用プランを確認

Zoho Invoice|完全無料で多通貨・多言語に強い

Zoho Invoiceは、フリーランスや中小企業向けのクラウド型請求書管理ソフトです。完全無料で利用できる点が大きな特徴で、請求書の作成・送付・支払期日の通知などに対応しています。

多通貨・多言語にも対応しているため、海外クライアントに請求書を送る機会がある方には特に便利です。iOS・Androidアプリも提供されているため、スマホからの請求管理にも対応できます。

ただし、日本のインボイス制度や電子帳簿保存法への対応については、利用方法や設定によって確認が必要です。国内取引が中心の場合は、導入前に必要な項目を満たせるかを必ず確認しましょう。

  • 向いている人:海外取引のあるフリーランス、中小企業
  • 強み:完全無料、多通貨・多言語、スマホアプリ対応
  • 注意点:日本の法制度対応は事前確認が必要

Square 請求書|決済までつなげたい店舗・個人事業主向け

Square 請求書は、請求書の作成・送付だけでなく、オンライン決済まで組み合わせやすいサービスです。店舗、個人事業主、サービス業など、請求書を送ったあとにカード決済やオンライン決済で支払いを受けたい場合に便利です。

請求書そのものの作成・管理は無料で始めやすく、支払いが発生した場合は決済手数料がかかる仕組みです。スマホアプリにも対応しているため、外出先や店頭でも請求業務を進めやすいのが特徴です。

請求書を送るだけでなく、相手にそのままオンライン決済してもらいたい方に向いています。

  • 向いている人:店舗、個人事業主、サービス業、オンライン決済を使いたい方
  • 強み:請求書と決済の連携、スマホアプリ対応、無料で始めやすい
  • 注意点:決済手数料やインボイス対応の設定は事前確認が必要

有料・法人利用に向いている請求書作成サービス

次に、個人事業主から法人まで、本格的に請求業務を効率化したい方向けのサービスを紹介します。請求書の発行枚数が増えてきた方、会計連携や入金管理まで効率化したい方に向いています。

マネーフォワード クラウド請求書|経理全体を一元管理しやすい

マネーフォワード クラウド請求書は、見積書・納品書・請求書・領収書の作成に対応したクラウド請求書サービスです。マネーフォワード クラウド会計や経費精算、給与などと組み合わせることで、バックオフィス業務全体を一元管理しやすくなります。

請求書の毎月自動作成や各帳票のワンクリック変換など、経理担当者の手間を減らす機能もあります。中小企業で経理業務をまとめて効率化したい場合に有力な候補です。

  • 向いている人:個人事業主、中小企業、マネーフォワード利用者
  • 強み:会計・経費・給与などと連携しやすい
  • 注意点:プランによって利用人数や機能が変わる

請求QUICK|請求書発行から入金消込・仕訳まで対応

請求QUICKは、請求書の発行から入金消込、仕訳、オンラインファクタリングまで対応するクラウド請求書発行システムです。月額0円から使えるため、小規模事業者や中小企業でも導入しやすいサービスです。

請求書を作るだけでなく、入金確認や会計処理まで効率化したい場合に向いています。請求書の発行枚数が増え、Excelや手作業での管理に限界を感じている事業者にとって、検討しやすい選択肢です。

  • 向いている人:小規模法人、中小企業、経理担当者
  • 強み:月額0円から、入金消込・仕訳まで対応
  • 注意点:無料枠や従量課金の条件を確認する

board|案件管理と請求書を一元化したい事業者向け

boardは、見積書・請求書の作成だけでなく、案件管理や売上管理まで一元化できるクラウドサービスです。Web制作会社、システム開発会社、コンサルティング会社、広告代理店など、案件単位で売上や請求を管理する事業者に向いています。

案件ごとに見積、受注、請求、入金を管理しやすいため、「どの案件でいくら売上があり、どの請求が未入金なのか」を把握しやすくなります。

案件管理と請求書作成を別々のツールで管理している会社は、boardのような一元管理ツールを検討する価値があります。

  • 向いている人:制作会社、開発会社、コンサル、プロジェクト型ビジネス
  • 強み:案件管理・見積・請求・売上管理をまとめられる
  • 注意点:単純な請求書作成だけならオーバースペックな場合がある

MakeLeaps|法人の請求書発行・郵送代行にも対応

MakeLeapsは、見積書・請求書・発注書などの書類作成から、送付、郵送代行、入金管理まで対応するクラウド請求管理サービスです。法人利用に向いており、請求書業務を紙やExcelからクラウドへ移行したい企業に適しています。

インボイス制度や電子帳簿保存法への対応情報も公開されており、請求書の電子化を進めたい企業にとって安心材料になります。郵送代行にも対応しているため、紙の請求書を希望する取引先が残っている場合にも運用しやすいです。

  • 向いている人:中小企業、法人、請求書の郵送が残っている会社
  • 強み:帳票作成、電子送付、郵送代行、入金管理
  • 注意点:料金や必要機能はプランごとに確認する

大量発行・電子化に強い法人向けサービス

毎月大量の請求書や明細書を発行する法人では、個人向けの請求書作成アプリでは機能が不足する場合があります。その場合は、Web発行や電子請求書の保管に強い法人向けサービスを検討しましょう。

楽楽明細|請求書・明細書のWeb発行に強い

楽楽明細は、請求書・納品書・支払明細などの帳票をWeb上で発行できる法人向けサービスです。紙の印刷、封入、郵送作業を減らし、帳票発行業務を効率化できます。

公式サイトでは、初期費用100,000円(税抜)、月額25,000円〜(税抜)と案内されています。個人事業主や小規模事業者向けというより、請求書や明細書を大量に発行している法人に向いています。

  • 向いている人:毎月多くの請求書・明細書を発行する法人
  • 強み:Web発行、郵送コスト削減、帳票発行の自動化
  • 注意点:小規模事業者には費用が大きくなりやすい

BtoBプラットフォーム請求書|請求書の発行・受取・保管を電子化

BtoBプラットフォーム請求書は、請求書の発行・受取・保管を電子化できる法人向けプラットフォームです。取引先と一緒に請求業務を電子化したい企業や、電子帳簿保存法への対応を重視する企業に向いています。

公式情報では、BtoBプラットフォーム請求書上でやり取りした請求書は電子帳簿保存法の要件を満たして保存され、有料・無料プランを問わず10年間保存されると案内されています。

  • 向いている人:中堅企業、大企業、取引先と請求書を電子化したい企業
  • 強み:発行・受取・保管を一元化、電子帳簿保存法対応
  • 注意点:料金は利用規模や機能によって変わるため問い合わせが必要

目的別|おすすめの請求書作成アプリ早見表

ここまで紹介したサービスを、目的別に整理します。「結局どれを選べばいいかわからない」という方は、以下の表を参考にしてください。

目的・状況おすすめサービス理由
まず無料で試したいMisoca、freee請求書、Zoho Invoice無料で始めやすく、個人でも使いやすい
スマホだけで請求書を作りたいAI経理アシスタントみゆき、Misoca、freee請求書、Square請求書スマホ対応がしやすく、外出先でも使いやすい
会計ソフトと連携したいfreee請求書、マネーフォワード クラウド請求書会計処理や確定申告との相性が良い
海外クライアントに請求したいZoho Invoice多通貨・多言語に対応している
店舗でオンライン決済も使いたいSquare 請求書請求書と決済を組み合わせやすい
入金消込や仕訳まで効率化したい請求QUICK、マネーフォワード クラウド請求書請求後の経理処理まで効率化しやすい
案件管理も一緒に行いたいboard案件・見積・請求・売上を一元管理できる
郵送代行も使いたいMakeLeaps、楽楽明細紙の請求書が必要な取引先にも対応しやすい
大量発行を電子化したい楽楽明細、BtoBプラットフォーム請求書法人向けのWeb発行・電子保管に強い

スマホで請求書を作成・送付する基本手順

ここでは、スマホ対応の請求書作成アプリを使う場合の一般的な流れを紹介します。サービスによって画面や操作方法は異なりますが、基本的な流れはほとんど同じです。

ステップ1:アプリをインストールしてアカウントを作成する

まず、利用したい請求書作成アプリをスマホにインストールします。iPhoneならApp Store、AndroidならGoogle Playから検索してインストールします。

アカウント作成後、以下の情報を登録しておきましょう。

  • 会社名・屋号・氏名
  • 住所
  • 電話番号・メールアドレス
  • 振込先口座
  • インボイス登録番号
  • ロゴや印影

最初の設定を済ませておくと、次回以降の請求書に自動で情報が反映されるため、毎回入力する手間を減らせます。

ステップ2:取引先と品目を入力する

次に、取引先情報と請求内容を入力します。取引先名、担当者名、請求日、支払期日、品目、数量、単価、税率などを入力していきます。

よく使う品目や取引先は登録しておくと、次回から選択するだけで請求書を作成できます。

入力項目内容
取引先会社名、担当者名、住所など
請求日請求書を発行する日付
支払期日入金してもらう期限
品目商品名、サービス名、作業内容
数量・単価請求金額の根拠となる情報
税率10%、8%、非課税など
備考振込手数料や支払条件など

ステップ3:PDFで確認して送付する

入力が終わったら、PDFプレビューで内容を確認します。特に、請求金額、振込先、支払期日、取引先名に誤りがないかを必ず確認しましょう。

送付方法は、主に以下の3つです。

  • PDFをダウンロードしてメールに添付する
  • アプリ内の送付機能からメールで送る
  • URLを発行して取引先に共有する

取引先によっては、PDF添付を希望する場合や、クラウドURLでの受け取りを避けたい場合もあります。事前に送付方法を確認しておくと安心です。

ステップ4:入金状況を管理する

請求書を送ったあとは、入金状況を管理します。アプリによっては、未入金・入金済み・期限超過などのステータスを確認できます。

銀行口座や会計ソフトと連携できるサービスであれば、入金確認や消込作業を効率化できます。請求書を作って終わりではなく、「入金されたか」まで管理できるアプリを選ぶと、経理業務全体の効率化につながります。

請求書作成アプリを使う際の注意点

請求書作成アプリは便利ですが、導入時に注意すべき点もあります。特に、法制度対応、無料プランの制限、データ移行、セキュリティは事前に確認しておきましょう。

インボイス制度の必須項目が抜けていないか確認する

インボイス制度に対応する場合、適格請求書として必要な項目を満たす必要があります。アプリ側が対応していても、設定が不足していると正しい請求書にならない可能性があります。

特に、以下は必ず確認しましょう。

  • 登録番号が正しく表示されているか
  • 税率ごとの消費税額が表示されているか
  • 取引先名や取引内容が明確か
  • 発行日・請求日が記載されているか
  • 自社名や屋号が正しく表示されているか

テンプレートをカスタマイズしすぎると、必要項目を消してしまう場合があるため注意が必要です。

無料プランの発行枚数・機能制限に注意する

無料プランは便利ですが、発行枚数や機能に制限がある場合があります。月末や決算期など、請求書をまとめて発行したいタイミングで制限に達すると、業務が止まってしまうこともあります。

事前に以下を確認しておきましょう。

  • 月に何枚まで発行できるか
  • 見積書・納品書も発行枚数に含まれるか
  • PDF出力やメール送付に制限があるか
  • 取引先登録数に制限があるか
  • 有料プランへの切り替えがすぐ反映されるか

月間発行件数が無料枠の上限に近づいてきたら、早めに有料プランへの移行を検討しましょう。

サービス乗り換え時はデータ移行を確認する

請求書作成アプリを乗り換える場合は、過去の請求書データや取引先データをエクスポートできるか確認しておきましょう。

確認すべき点は以下です。

  • CSV出力ができるか
  • PDFを一括ダウンロードできるか
  • 取引先情報を移行できるか
  • 過去の請求書番号を引き継げるか
  • 解約後も一定期間データを閲覧できるか

乗り換え前には、必ず現在のサービスからデータをバックアップしておきましょう。

セキュリティ対策も確認する

請求書には、取引先名、金額、取引内容、振込先口座など重要な情報が含まれます。そのため、サービスのセキュリティ対策も重要です。

  • 通信が暗号化されているか
  • 二段階認証に対応しているか
  • 権限管理ができるか
  • 操作ログが残るか
  • データのバックアップ体制があるか

特に複数人で利用する法人では、誰がどの請求書を作成・修正・削除したのかを確認できる仕組みがあると安心です。

アプリ操作が面倒な方はAI経理アシスタントも選択肢

請求書作成アプリは便利ですが、実際には「アプリの画面操作が面倒」「毎回入力するのが手間」「経理担当者が1人で請求書・支払い・入金確認まで抱えている」というケースも少なくありません。

そのような場合は、従来型の請求書作成アプリだけでなく、AI経理アシスタントを活用する方法もあります。

たとえば、AI経理アシスタント「みゆき」は、中小企業や個人事業主向けの経理支援サービスです。LINEや電話で請求書作成を依頼できるため、アプリ画面を細かく操作するのが苦手な方でも利用しやすいのが特徴です。

請求書作成だけでなく、請求書・納品書のOCR、支払い予定表の作成、会計ソフト連携、自動消込など、経理業務全体の効率化を目指せます。

「自分でアプリを操作して請求書を作る」のではなく、「AIに依頼して経理作業を進める」という選択肢も、2026年以降は広がっていくと考えられます。

みゆきでできること内容
請求書作成LINEや電話で依頼して請求書作成を進められる
請求書・納品書OCRスマホで撮影した書類をデータ化しやすい
支払い予定表の作成支払予定を整理し、管理しやすくできる
会計ソフト連携会計処理の手入力を減らすことを目指せる
自動消込入金確認や消込作業の効率化を目指せる

請求書作成アプリを比較しても「どれも操作が難しそう」と感じる方や、経理担当者の負担を減らしたい方は、AI経理アシスタントもあわせて検討してみるとよいでしょう。

まとめ|請求書作成アプリは事業規模と使い方で選ぼう

請求書作成アプリを選ぶときは、「有名だから」「無料だから」だけで決めるのではなく、自分の事業規模や請求業務の流れに合っているかを確認することが大切です。

副業やフリーランスで月数枚の請求書を発行するだけなら、Misoca、freee請求書、Zoho Invoice、Square 請求書など、無料で始めやすいサービスが候補になります。

一方、請求書の発行件数が増えてきた個人事業主や法人では、マネーフォワード クラウド請求書、請求QUICK、board、MakeLeapsなど、会計連携・入金管理・案件管理まで対応できるサービスを検討するとよいでしょう。

さらに、毎月大量の請求書や明細書を発行する法人では、楽楽明細やBtoBプラットフォーム請求書のような法人向けサービスが向いています。

状況おすすめの選び方
まず無料で試したいMisoca、freee請求書、Zoho Invoice、Square 請求書
スマホだけで請求書を作りたいスマホアプリ対応のサービスを選ぶ
確定申告や会計処理まで効率化したいfreee請求書、マネーフォワード クラウド請求書
案件管理も一緒に行いたいboard
入金消込や仕訳も効率化したい請求QUICK、マネーフォワード クラウド請求書
法人で大量発行したい楽楽明細、BtoBプラットフォーム請求書
アプリ操作を減らしたいAI経理アシスタント みゆき

請求書作成アプリは、単に請求書を作るためのツールではなく、経理業務全体を効率化するための入り口です。

まずは無料プランや無料トライアルで操作感を試し、発行件数や業務量が増えてきたら、有料プランやAI経理アシスタントの活用も検討してみましょう。請求書作成にかかる時間を減らすことで、本業に集中できる時間を増やせます。

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